正月は親戚一同集まり大人数で15段重をいただく、祖母の手作りおせちはかかせない

我が家のおせちといえば、元旅館を経営していた祖母が作るおせちが定番です。正月祖母の家で子、孫と大人数が集まり大きな机を囲んでみんなでおせちを食べていました。普段味わえない正月の雰囲気に、おせちをたくさん食べれる、正月だから少々はしゃいでも大人が怒らない、お年玉が貰えるなど子供の頃から本当に楽しみで仕方がなかったです。

祖母から教えられたおせち料理の意味をかみしめる

10段のお重に詰められた色とりどりのおせちたち。祖母は一人一品つづお皿に盛り付けてくれました。数の子は子孫繁栄の意味があり、昆布は太く長く、千枚漬けは紅白で縁起がいいなど、おせちの意味を一つづつ毎年変わらず教えてくれました。

子供の頃は好きなものを好きなだけ食べたかったのですが、祖母が「心を込めて、今年一年も私たちが平和で幸せになるよう作ったの。一口ずつでも食べなさい。」と、私たち孫に毎年のように言っていました。

正月に集まる人数がどんどん増え、もっと大人数に…祖母のおせちも10段から15段へ

思春期や就職などで普段あまり実家には帰っていませんでしたが、正月はやはり祖母のおせちが食べたいため皆集まっていました。今私も子供が生まれ、甥や姪も増えより大人数に。今まで以上に華やかな正月になってきました。10段だったおせちが今では15段になり、机もどんどん大きくなるので手狭になってきたね。と祖母が嬉しそうに眺めています。

それぞれのパートナーの地方料理なども教えあい、祖母のおせちも少しつづ変化しています。小さい頃はみんなでついていた餅も、主人の実家から送られてくる座布団餅になりました。こんな大きい餅見たことがないと子供達がはしゃぎ、昔は餅つきをしていたなと大人たちは昔話に花が咲いています。

九州から福岡、大阪、京都、兵庫の出身が集まるのでおせちの味付け、おせちとともに食べるお雑煮の味噌の話になり笑顔溢れる食卓になります。

大人数で祖母のお重を囲むお正月は大切な時間、これからも続けたい

私も走り回っていた側からおせちを作る方です。今までは寒い台所で祖母が一人で作っていました。煮豆一つ作るのも、焦がさないよう潰さないよう気をつけてゆっくり丁寧にとだとわかりました。詰めるときも見た目も華やかに楽しくなるようにと、食べる人のことを考えて作るのがおせちなんだ~と身にしみています。今後自分の子供にも好き嫌いを言わず、必ず一つずつは食べるように言い聞かせようと思いました。

毎年作るの大変だから来年は買おうと祖母が言うのですが、孫達は祖母のが食べたいから帰ってくる、市販のも美味しいが、市販になると帰らなくても食べれると孫たちひ孫にいわれ毎年作っています。寒かった台所も孫たちで少しずつ出し合いホットカーペットを買い、子たちで台所にエアコンをつけました。

正月ギリギリで帰っていたのをおせちの大変さを知り、何も言い合せはしてませんが数日前に帰りみんなで作るようになりました。囲んで食べるだけでしたが、作るところから女性たちが集まりわいわい世間話をしながら作るのも毎年の恒例になりつつあります。私はやはりおせちは人と人を繋ぐ意味もあると思います。今後もあれこれ言いながらもおせちを作り続けようとおもいます。

カテゴリー: おせちの思い出