昔から食べ続けられているおせち料理、大切なお正月文化として残したい

私は今年で41歳になる、いわゆる中年です。昭和で生まれ平成で育ち、新も旧もそこそこ理解できる世代と自分では思います。私の家は父親が郵便局員で当時は国家公務員だった為、特別裕福な暮らしでは無かったが貧乏な生活でも無かったと今は思います。

クリスマスよりもお正月のおせちやお年玉が楽しみだった

そんな中、私が好きだったのは冬休みでありお正月です。クリスマスも好きでしたが、当時はその前日に終業式だったこともあり、二学期の通知表を親に見せる所から始まる為良い思い出はありません。12月23日は大体終業式で、昭和は祝日ではありませんでした。

だから、クリスマスは怒られた雰囲気のままだったので何となく後味悪い気がいつもしていました。私が優秀なら良かったんでしょうけど。そこから一週間後の大みそかはそんな事は忘れ、夜更かしも出来るし、ご馳走は出るし、お年玉はもらえるし最高のイベントでした。

昔から好きだったおせち料理の「ゆり根」、あの食感と味は忘れられない

昔は、どこの家でも必ずと言って良いほど手作りでしたね。家庭の味が満載のおせち料理が大好きでした。自分の母親の味もそうですが、おばあちゃんの味も好きでした。最近見なくて、当時好きだったのが「ゆりの根」です。一見、何の植物か全くわかりませんし、食感も甘いような味が無いような、おやつのような?感覚が子供ながらにありました。

それがなぜか心地よくて、いつの間にか虜になっていました。あの食感、やわらかくふにゃっとした食感が好きです。そして、ゆりの根は一年に一度しか食べられない高級品だと思い込んでいました。他にも、栗きんとん、昆布巻き、かまぼこが特に好きでした。

逆に、伊達巻きが嫌いで嫌いで仕方ありませんした。甘すぎたのでしょうか。あまり良い印象がありませんでした。嫌いな料理もありましたが、大みそか、元旦に食べるおせちがとにかく好きで楽しみでした。今の子供達はどうなんでしょうか?私の子供達は少なくとも私が子供の頃のようなありがたみは感じていないと思います。

昔の文化で終わらせたくない、現代風にアレンジしたおせち料理で伝えていきたい

今は、食べるものも遊ぶものも何不自由なくあります。いつでも携帯で友達や恋人と会話が出来ます。便利になる世の中のメリットデメリットを改めて考えさせられる事が最近増えています。もちろん、おせち料理に限った事ではありませんが、日本の長い歴史の中で無くなって欲しくないものの一つだとおせちは感じています。

時代は違えど、もっと伝え方を工夫すれば今の子供達にもおせち料理の良さやありがたみがもっともっと伝わったのかな?とつくづく思います。私は、毎年母やおばあちゃんの作るおせち料理で育てられ、今があると思っています。私が感謝している料理の一つとして、おせち料理は今後も毎年つつましく食べ続けていきたいです。

カテゴリー: おせちの思い出